【初心者向け】うさぎの給水ボトル&かじり木の選び方 安全で快適な環境を

準備

ウサギの給水ボトルは、ウサギがいつでも新鮮な水を飲めるようにするための、重要な飼育用品です。ここでは、ウサギ用給水ボトルの選び方、種類、使い方、注意点について、我が家の場合もあわせてくわしく解説します。

まずは給水ボトルの選び方です

ウサギのサイズと年齢 子ウサギには小型のボトル、成長したウサギには中型から大型のボトルが適しています。
素材 安全で耐久性のあるプラスチック製またはガラス製がおすすめです。
ノズルのタイプ ウサギが飲みやすいボールタイプまたは吸い上げタイプを選びましょう。
容量 1日に必要な水の量を考えて、適切な容量を選びましょう。
取り付けやすさ ケージに取り付けやすく、安定するものがおすすめです。
お手入れのしやすさ 洗浄しやすい広口タイプや、分解できるものが便利です。

給水ボトルの種類

  • ボトルタイプ:一般的な給水ボトルで、ケージに取り付けて使用します。
  • 皿タイプ:皿に水がたまるタイプで、自然な姿勢で水を飲めます。
  • 自動給水機:水位を感知して自動的に給水するタイプで、常に新鮮な水が飲めます。

我が家の給水ボトル:我が家は3羽とも、はじめは皿だけでした。今では側面にかけられるプラスチックのボトルタイプを併用している子もいます。また飼い始めは小さいボトルでしたが、すぐに水が足りなくなってしまいました。昔はウサギは水を飲まないと言われていたようですが、特に夏は水を多く飲みます。

給水ボトルの使い方 

  • まず、壊れていないか確かめてください。
  • ボトルをよく洗い、清潔な水を入れてください。
  • ウサギが飲みやすい高さにボトルを取り付けてください。
  • 毎日水を交換し、ボトルを清潔に保ってください。

給水ボトルの注意点

水漏れ: 水漏れがないか定期的に確認し、水漏れがある場合は新しいボトルに交換してください。

ノズルの詰まり: ノズルが詰まっていないか確認し、詰まっている場合は掃除してください。

ボトルの清潔さ: ボトルは毎日洗い、定期的に消毒してください。

ウサギの飲水量:ウサギが水を飲んでいるか確認し、飲水量が少ない場合はに獣医師に相談してください。

我が家のウサギ

我が家のあるウサギは突然水を飲む量が少なくなり、脱水症状になってしまいました。そのためペットクリニックで数日間点滴をしてもらいました。
水分を取らないと、みるみるうちに弱ってしまいます。脱水症状は命にかかわります。いつも気を付けていましょう。

その他

ウサギによっては、ボトルタイプよりも皿タイプの給水器を好む場合があります。高齢のウサギは、ボトルから水を飲むのが難しい場合があります。夏場は、特にこまめな水分補給が必要です。ウサギの健康のために、適切な給水ボトルを選び、清潔な水をいつでも飲めるようにしてあげしょう。

ウサギの歯のために、かじり木の選び方!

ウサギにとってかじり木は、歯の健康維持やストレス解消に役立つ重要なアイテムです。以下に、かじり木の必要性、選び方、注意点などを、我が家の経験もふまえてご説明します。

かじり木の必要性

  • 歯の伸びすぎ防止 ウサギの歯は一生伸び続けるため、かじり木で歯を削る必要があります。歯が伸びすぎると、不正咬合(歯のかみ合わせが悪くなること)を引き起こし、食事ができなくなることがあります。
    ストレス解消 かじることはウサギの本能的な行動であり、かじり木を与えることでストレスを解消できます。 ケージをかじるなどの問題行動を防ぐ効果も期待できます。

かじり木の選び方

安全な素材 無農薬のリンゴ、ナシ、ヤナギなどの木が安全です。防腐剤や化学薬品が使用されていないか確認しましょう。
適切な硬さ ウサギが安全にかじれる適度な硬さのものを選びましょう。硬すぎるものは歯を痛める可能性があり、柔らかすぎるものはすぐに小さくなってしまいます。
スティック状、ブロック状、ボール状など、さまざまな形状があります。ウサギの好みやケージのサイズに合わせて選んでみましょう。
サイズ  ウサギの大きさに合わせて、誤飲しないようなサイズを選びましょう。

かじり木の注意点

誤飲 小さすぎるかじり木は誤飲の可能性があるため、注意が必要です。かじり木の破片が小さくなったら交換しましょう。
清潔さ   かじり木は定期的にチェックし、汚れやカビが付着している場合は交換しましょう。時々ウサギの毛がついていることもあります。誤飲しないように取り除きましょう。
好み ウサギによって好みのかじり木が異なるため、いくつか試してみると良いでしょう。

かじり木の留意点

  1. かじり木以外にも、牧草をしっかり噛むことで歯を削ることができます。
  2. ウサギの様子をよく観察し、かじり木を安全に利用できるようにしましょう。
  3. かじり木を与える際は、ウサギの年齢や健康状態に合わせて選ぶようにしましょう。
  4. これらを参考に、ウサギに安全で楽しいかじり木を選んであげてくださいね。

我が家のかじり木

かじり木の形やサイズはいろいろとあります。我が家は側面につけられる、棒状のかじり木をつけています。そのかじり木も、どんどんかじっていく子や、臭い付けだけしてほとんどかじらない子もいます。

以前は木でできている牧草入れを側面につけていたこともあり、それそのものがかじり木になっていました。しかしあまりにもかじったので、牧草入れの役割が終わってしまったこともありました。

ボール状のかじり木、木の枝のかじり木、いろいろ試しましたが、今のところはこの棒状がお気に入りの子が多いです。部屋んぽ(部屋の中での自由に運動すること)の時の牧草入れは木の箱にしているので、こっちをかじったりする子もいます。

ウサギの歯はどんどん伸びていきます。 その伸び方が、病気で口の奥の方に伸びたら、目に異常が出てきます。そうならないためにも、伸びすぎていないか、時々獣医師に診てもらいましょう。

歯が伸びすぎないように、かじり木はとても必要なものです。いろいろ試してみて、あなたのウサギが好きなかじり木を探してあげましょう

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