ライオンのたてがみのような飾り毛と、愛らしい垂れ耳が特徴的なライオンロップ。その可愛らしい見た目と穏やかな性格から、近年、ペットとして人気が急上昇しています。今回は、そんなライオンロップの魅力、飼育方法、注意点などを我が家の体験と共に詳しく解説します。
ライオンロップとの出会い
ライオンロップの最大の特徴
ふわふわのたてがみ | ライオンのたてがみのような、首の周りにある豊かな飾り毛が最大の特徴です。この飾り毛は、成長すると長くなり、よりゴージャスになります。柔らかく、触れるとふわふわして気持ちがいいです。それがライオンロップの魅力をより引き立てています。 |
垂れた耳 |
ホーランドロップの特徴である垂れた耳も、このウサギのチャームポイントです。まっすぐ立った耳を持つウサギが多い中、垂れた耳は可愛く、優しい感じがします。この垂れ耳が、ライオンロップの可愛いさを際立たせています。 |
丸い体型 | コロンとした丸い体型も、ライオンロップの可愛らしさを際立たせています。短い手足と丸い形の身体は、まるでぬいぐるみのような愛らしさです。 |
性格:個体差も楽しみのひとつ
ライオンロップは穏やかで人懐っこいと言われていますが、実際には個体差があります。我が家では2羽のライオンロップを飼っていますが、それぞれ性格が全く異なります。
1羽目は好奇心旺盛で部屋中を探索するタイプですが、もう1羽は非常に慎重派。特に迎え入れたばかりの頃は警戒心が強く、人間との距離を保っていました。しかし、毎日少しずつ声をかけたり、おやつを手渡したりすることで、今では膝の上に乗って甘えてくれるようになりましいた。このような変化を見るたびに飼育の楽しさを実感します。
しかし他のウサギには優しくて、身体を寄せ合ったり、顔や身体をぺろぺろとなめています。ウサギ同士はとても仲良しです。3羽のライオンロップは他の子より、月齢が多くなってからお迎えしたので、もっと幼い頃から我が家にいてコミュニケーションを築いていけたらよかったと思っています。
ライオンロップの飼育のポイント
温度管理:我が家の場合
ケージ
ライオンロップは比較的活発なウサギなので、広めのケージを用意しましょう。と、よく書いてありますが、我が家のウサギは自分の家の中ではおとなしく、部屋んぽの時にぴょんぴょんと跳ねて遊んでいます。個体によって違いますね。
ケージ内には、トイレ、給水ボトル、牧草入れ、ペレット入れ、かじり木などを設置します。ウサギは清潔好きなので、トイレと、ペレット入れ・牧草入れは反対側に設置しましょう。
食事:個体ごとの好みも考慮
ブラッシング
飾り毛が絡まりやすいので、こまめなブラッシングが必要です。本当によく絡まるんですよ!特に換毛期は念入りにブラッシングしましょう。ブラッシングは、抜け毛を取り除き、毛を食べってしまって起こる毛球症を予防するだけでなく、スキンシップにもなります。
運動:部屋んぽタイムのお楽しみ
爪切り
定期的な爪切りも必要です。爪は意外に早く伸びます。伸びすぎると爪が折れたり、とれてしまったりして、歩行やケガの原因になります。我が家のウサギは爪切りが嫌で、毎回苦労しています。あまりにもできないときは、獣医師にお願いしています。
定期的な健康チェック

ペットクリニックはウサギを飼う前に探しておきましょう。ウサギを診てくれる病院は少ないです。
換毛期
ライオンロップは換毛期に大量の毛が抜けます。自分の身体をなめてきれいにするときに一緒に毛を飲み込まないように、こまめなブラッシングで抜け毛を取り除き、毛球症を予防しましょう。
肥満
いたずら
どのウサギでもですが、好奇心旺盛なウサギは、部屋の中のものをいろいろとかじってしまうことがよくあります。電気コードなどはカバーするか、コードのところに行けないようにして、いたずら対策をしましょう。
また家具や壁を嚙むことがあります。ウサギが嫌いなニオイが出るスプレーもありますよ。

我が家で最悪だったのは、冷蔵庫のコードをかじられた時です!!
垂れ耳のケア
寿命:長く一緒にいるために
ライオンロップの平均寿命は5~10年と言われています。我が家では現在5歳になる子がおり、人間で言えば中年期です。この子には先天性の心臓疾患がありますが、大好きなおやつ(りんご)に薬を隠して与えることで治療もスムーズです。
一緒に過ごす時間を大切にしながら、一日でも長く健康でいてほしいと願っています。適切な飼育環境を整え、愛情を持って接することで、より長く一緒に過ごせます。
まとめ
ライオンロップは、ふわふわのたてがみと垂れ耳が愛らしい見た目と、穏やかな性格で、多くの人々を魅了しています。ウサギにとって適切な飼育環境を整え、愛情を持って育てることで、ライオンロップとの生活は、癒しと喜びを与えてくれる素晴らしい毎日となるはずです。
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