垂れ耳が可愛いホーランドロップ!魅力と飼育の基本ガイド

ウサギの種類

ウサギと暮らし始めて数年たった時、ホーランドロップと出会い、今ではすっかり「ホーランドロップ」の魅力にハマってしまいました。

この記事では、我が家のホーランドロップ「らむね」との日々を通して感じたこと、学んだことをたっぷりと紹介します。これからホーランドロップを迎えたい方、初心者でウサギ飼育に不安がある方にとって、きっと役立つ情報になるはずです。

1.ホーランドロップとは?:人気の理由と魅力

1-1.ロップイヤー種の中でも特に人気!

「ロップイヤー」とは耳が垂れたウサギの総称。ホーランドロップはその中でも特に小柄で、性格も比較的穏やかなため、ペットとしてとても人気のある品種です。

私が「らむね」に出会ったのは偶然でした。ある日ペットショップで目が合い、その瞬間に「この子を家族に迎えたい!」という気持ちが湧き上がりました。

1-2.ホーランドロップの見た目と性格の魅力

「らむね」のふわっと垂れた耳、つぶらな瞳、丸い顔とコンパクトな体に一気に魅了されてしまいました。また、実際に暮らしてみると、写真や動画よりも表情がとても豊かなことに驚かされます。

「嬉しい」「ちょっと不満」「甘えたい」など、耳の動きや体の向き、瞳の輝きでたくさんの気持ちを伝えてくれます。

2.我が家のホーランドロップ「らむね」との日々

2-1.お迎え初日の緊張とその後の変化

お迎えしたばかりの「らむね」はとても警戒心が強く、ケージの隅から動かず、じっとこちらを見ているだけでした。その姿を見て「急がず、少しずつ距離を縮めよう」と決意。

床に座って静かに話しかけたり、名前を呼んだり、ゆっくりと存在に慣れてもらうことから始めました。今では、部屋んぽ(部屋で自由に遊ばせる時間)の時に自分から膝の上にピョンと飛び乗ってきてくれます。

その瞬間の幸福感といったら、言葉では表せません。

2-2.ツンデレな一面も魅力

気分が乗らない日は、お気に入りのマットの上で丸まってこちらを見ないフリ。逆に甘えたい時は鼻でチョンチョンと合図してくる。そんな「らむね」のツンデレな性格に家族全員が夢中です。

3.ホーランドロップの性格と接し方のコツ

3-1.愛情深く賢いパートナー

ホーランドロップは人懐っこく賢いと言われます。実際に「らむね」も、私や家族の声をよく聞き分けて反応してくれます。名前を呼べばこちらに飛んで来ますし、簡単な指示も理解している様子。

「**ちゃんはどこ?」と聞くと、その子の方を見たり、様子を確認しに行ったり。ウサギの知能の高さに感心する毎日です。

3-2.臆病な性格には配慮が大切

「らむね」には臆病な一面もあります。大きな音や急な動きには非常に敏感で、びっくりして逃げてしまうことも。そのため、普段から低い姿勢でゆっくり近づき、優しく声をかけて安心感を与えるように心がけています。

今では、床に座るとそっと寄ってきてくれるまでに信頼関係が築けたのが何より嬉しいです。

4.ホーランドロップの遊び好きな一面

「らむね」はとても遊び好き。探検や工作が大好きです。我が家では段ボールのトンネルを作ってみたところ、「らむね」は大興奮!何度も出入りしたり、顔だけひょっこり出したりする姿に家族全員が笑顔になりました。

最近は、段ボールを咥えて部屋の隅まで運び、自分だけの秘密基地を作るのがブームに。毎日驚きと発見の連続です。

私は毎日最低30分は「らむね」と遊ぶ時間を作るようにしています。この時間が、より深い信頼関係につながっていると感じています。

5.ホーランドロップに快適な環境づくり

5-1.室温・湿度管理の失敗から学んだこと

ウサギは暑さに弱いため、室温・湿度管理はとても重要。実は、一度エアコンを切ってしまった夜、「らむね」がぐったりしてしまい、動物病院に電話して大慌て。この経験以来、夏はエアコン+サーキュレーターで空気循環、冬はペット用ヒーターと断熱マットで環境を整えるようにしています。

我が家は室温18~24℃、湿度は40~60%にしています。

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5-2.健康管理の重要性.

初めに迎えたホーランドロップ「ちび」の時、ペレットを多めにあげてしまいお腹を壊した苦い経験があります。それ以来、食事量や内容をきちんと管理するように心がけています。

 

現在の食事は牧草中心「チモシー)、補助的にペレット、そしてたまにおやつ(野菜・果物)はごく少量を与えています。

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また、毎日の食欲・排せつ状況・体調チェックを欠かさず行うことが習慣になりました。

6.多頭飼育の楽しさと難しさ

6-1.「ちび」と「らむね」の違いから学んだこと

「ちび」と「らむね」は性格がまったく違い、それぞれの距離感の取り方にとても学びがありました。

多頭飼育では個性を尊重して、無理に一緒にさせない。それぞれに安心できるスペースを確保することが大切だと学びました。しかし幸いなことに、「ちび」と「らむね」は仲良く一緒にいることが多かったです。

6-2.現在のウサギたちとの暮らし

「ちび」が月に帰った今、「らむね」が他の2羽と追いかけっこをしたり、一緒に眠ったりする姿に毎日癒されています。もちろん喧嘩にならないよう見守りながら、ウサギ同士の関係性作りも楽しんでいます。

7.まとめ:ホーランドロップとの暮らしはかけがえのない時間

「ちび」「らむね」との生活から、私はウサギと暮らす楽しさと責任感の大切さを学びました。

特に環境管理をしっかりして、ウサギたちとの信頼関係を築く工夫もしました。また、それぞれの個性に寄り添う接し方を心掛けています。これらは、ウサギとの暮らしの中で毎日実感していることです。

これからホーランドロップを迎える方も、ぜひその子ならではの魅力を見つけ、愛情たっぷりに育ててあげてください。きっとかけがえのない幸せな時間になるはずです。

このブログでは今後もうさぎの飼い方や暮らしのコツを発信していきます。ぜひ他の記事もチェックして、素敵なウサギライフの参考にしてくださいね!

*ウサギの性格や体質には個体差があります。ご自身の子の様子をよく観察し、その子に合った飼育を心がけましょう。

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