私のハムスター飼育日記:初めてでも安心!本当に役立った7つの必須グッズ

飼育の基本とお役立ち情報

「ハムスターを飼いたい」と思い立った日、息子と私はワクワクしながら近所のペットショップへ向かいましいた。しかし、店内に並ぶたくさんの飼育グッズを前にしてどれを選べばいいのか本当に迷いました。

私たちが実際にジャンガリアンハムスターの「ハムハム」と暮らし始めてから「これは本当に必要だった!」と感じたアイテムを、体験談を交えてご紹介します。

1. ケージ(飼育ケース)

私が最初に選んだケージは金網タイプでした。夏場の蒸し暑さが心配で、通気性を重視した結果です。実際に使ってみると、風通しがよく、「ハムハム」も気持ちよさそうに過ごしていました。

また、金網には給水ボトルや回し車、ハンモックなどを自由に取り付けられるため、レイアウトの自由度が高い点も魅力です。構造がシンプルで掃除もしやすく、価格も比較的リーズナブルなのも良いところです。

ただ、ある日「ハムハム」が金網の隙間から鼻を出して脱走しかけたことがあり、慌てて隙間の幅を再確認。小型種は特に、隙間の広さに注意が必要だと実感しました。また、床が金属網だと足を滑らせてしまうので、私は樹脂製のトレイを敷いて対策をしています。

ハムスターのサイズに合わせたケージを選びましょう。通気性と掃除のしやすさも重視!

2. 床材(敷材)

床材は、ハムスターの足やお腹を保護するだけでなく、におい対策や快適な生活環境づくりにも欠かせません。我が家では「紙系素材」を使っています。

最初はホームセンターで見つけた針葉樹系の木製チップを使っていましたが、数日後から「ハムハム」がくしゃみをするように。調べてみると、針葉樹の成分が刺激になっているかもしれないと知り、すぐに、紙素材の床材に変更しました。

これに変えてからは、「ハムハム」のくしゃみも治まり、トンネルを掘って遊ぶ姿も見られるようになりました。自身の経験から、アレルギーリスクの少ない紙素材や広葉樹のチップを強くおすすめします。

アレルギーリスクの少ない紙素材系や広葉樹系のチップを選びましょう。

3. 回し車(ホイール)

夜になると、「ハムハム」は急に元気になり、回し車を全力で回し始めます。最初は小さめのホイールを使っていたのですが、背中が丸くなってしまい、体に負担がかかっているのではと心配に。

そこで一回り大きい「サイレントホイール」に買い替えました。これは静音性に優れた側面支持型タイプ。ホイールに軸が飛び出しておらず、回転もとてもスムーズなもの。そして静音設計なので夜も静かで、「ハムハム」の健康も守れると実感しています。

今では、夜中にケージから小さな「シャー…」というかすかな音が聞こえると、「あ、今日も元気に運動してるな」と安心します。

回し車は危なくないこと、音がしないこと、が大切。側面支持型タイプは軸が飛び出していない設計なので、足や体のケガを防げるので安心です。ハムスターのサイズに合った大きめのホイールを選びましょう

4. 給水ボトル

最初はお皿タイプの水入れを使っていましたが、何度もひっくり返されてしまい、ケージ内がびしょびしょに。そこで給水ボトルに変えたところ、水が清潔に保てるようになり、飲水量もチェックしやすくなりました。

私のおすすめは,錆びにくいステンレス製の吸い口が付いたタイプです。慣れるまでは「本当に飲めているの?」と不安でしたが、口をチュッチュと動かしている様子を見て安心しました。

5. エサ入れ(フードボウル)

最初は可愛いプラスチック製のエサ皿を使っていましたが、「ハムハム」が餌を掘り返すたびにお皿ごとひっくり返してしまい、掃除が大変に。陶器製の重みのある浅皿に換えてからは、エサが散らばることもなくなり、毎日のお手入れも楽になりました。

今では、ケージの中に置く食器はすべて陶器製に統一しました。見た目もシンプルで清潔感があり、何より安心して使えるのが一番です。

エサ入れは見た目よりも機能性が重要。安定感があり、清潔を保ちやすい陶器製がおすすめです。

6. 隠れ家・巣箱

ハムスターはとても警戒心の強い動物で、広い場所よりも「暗くて狭い空間」を好みます。「ハムハム」を迎えた最初の夜、隅っこでじっと動かず、とても不安そうな様子でした。

安心できる場所が必要だと感じ、手作りのトンネルや市販の木製巣箱を用意。巣箱を設置してからは、すぐに中で丸くなって眠るようになり、安心して過ごせているのが伝わってきました。

寝ているときに、ちょこんと顔だけ出してこちらをうかがう姿や、丸くなってスヤスヤと眠っている姿を見ると、こちらまでほっこりと癒されます。

巣箱は通気性のある素材と掃除しやすい形状を選ぶのがポイント。中にたまったフンや汚れをすぐに取り除ける構造だと、お手入れも楽ですし、ハムスターも快適に過ごせます。

7. トイレ&砂浴び場

「ハムハム」は最初、どこでもトイレをしてしまい掃除が大変でした。ケージの角にトイレ容器を置き、トイレ砂を入れてみたところ、1週間ほどで自分からそこで用を足すように。

そしてもうひとつ、ハムスターの健康に欠かせないのが「砂浴び」。ハムスターは犬のように水で体を洗うことができないので、専用の浴び砂を使って体の汚れや皮脂を落とします。

砂浴び場も設置したら、毎日楽しそうに砂の上でゴロゴロしている姿が見られ、健康管理にも役立っています。

ハムスターの暮らしを快適にするには、トイレのしつけ砂浴び環境の整備がカギ。専用トイレと浴び砂を上手に使えば、清潔でにおいの少ない快適な環境がつくれます。何より、砂浴びを楽しむ姿は癒し効果抜群ですよ。

砂浴びはストレス解消にもなり、毛並みを清潔に保つためにもとても重要です。トイレと並んで、砂浴び場は欠かせないアイテムです。

8.まとめ

私自身の失敗や気づきも多かったハムスター飼育ですが、今回ご紹介したアイテムは、どれも実際に使って「本当に役立った」と感じたものばかりです。

これからハムスターを迎える方の参考になれば嬉しいです。小さな家族との毎日は、きっとかけがえのない癒しになりますよ。

コメント